梅浦康平展 「Rebirth」　（油彩）

5月12日（月） - 5月17日（土）
10：00-18：00 (最終日17:00まで)

「再生の瞬間を捉え、観る者に未来への選択を問いかけることは、変化の激しい時代において必要不可欠な行為」と考え、私は作品を制作しています。厚塗りのストロークで即興的に生まれるエネルギー、重なり合う色彩や形が、新たな世界の可能性を象徴し、観る人自身の未来への想像を喚起します。また、既存の意味や枠組みを問い直すこと、先入観や偏見にとらわれず、自らの意志で未来を切り開くことの重要性を問いかけます。観る人それぞれの内省を促し、これからの生き方を考えるきっかけとなるような表現を探求しています。
昨年の個展以降、私は「絵画を制作する意味」を問い直す作業を続けてきました。作品を通じて何を伝えたいのか、なぜこの表現方法を選ぶのか、そしてそれがどのように未来へつながるのかを深く考えながら制作を重ねています。そうした思索の中で生まれた新たな作品群を発表する場として、今年も銀座ギャルリ・シェーヌにて個展を開催する運びとなりました。






〈EOS〉
2024 oil on canvas 1303×1303mm