ダナ・ハラウェイ（b.1944-)は「機械と生物の混合体（＝サイボーグ）としての人間」という人間観の提示のもと、主体と容体の溶融する現代について論じました。私は物質としての顔料、色彩と図像を交わらせながら、躍動し揺れ動く心の動きを表現したいと語る永井は、2019年にポーラ美術振興財団の在外研修で渡独。2016年のシェル美術賞展、今年の日経日本画大賞展にも入選した注目の作家です。そんな永井里枝の銀座での初個展を開催いたします。
本展では日本国内の花やしき、旧後楽園遊園地やベルリンの遊園地、移動遊園地をモチーフに制作し10〜12点。また、ドローイングを2〜3点展示いたします。
また、当展覧会は銀座ギャラリーズ主催の「Xmasアートフェスタ」に参加いたします。
　　　　　　　　　　　　　


Burning Golden Orange
2024　パネルに綿布、顔料、金泥　242×333mm(F4)

Be (Golden)
2024　パネルに綿布、顔料、金泥、金箔　652×530mm（F15)